敏感肌のキレイのヒント

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乾燥性敏感肌の保湿

高保湿&バリア機能アップ!敏感肌のためのセラミド化粧品の選び方。大切なセラミドを守る方法

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セラミドはうるおいバリアで肌を守る成分

「セラミド」は、お肌の細胞と細胞の間を接着剤のように埋めている「細胞間脂質」の主成分です。

水分を油分で挟み込んでたくさんの層を作るため、保水力が非常に高いのが特徴。
お肌の水分蒸発の約80%を、セラミドなどの細胞間脂質が担っています。

また、お肌のバリア機能が正常に働く上で、欠かせない物質でもあります。

敏感肌はセラミド不足が深刻!

セラミドが不足している肌は、お肌の水分保持力とバリア機能が著しく低下します。

「何を塗っても乾いてしまう」という状態を経験したことがある方も多いと思いますが、まさにそれがセラミド不足の状態。

敏感肌はセラミド不足が深刻なため、バリア機能が低下しており、刺激を受けやすく、炎症を抱えがちになります。

肌に炎症があるとセラミドの分解が進み、セラミドを作る酵素の働きも低下するので、セラミド不足がどんどん進んでいきます。

さらに、敏感肌は外部刺激によってターンオアーバーが早くなるため、さらにさらにセラミドが作られにくくなっていきます。

ここまでくると、何もしないで自力で敏感肌から回復するのは難しいでしょう。

敏感肌にとって、セラミド不足は本当に深刻な問題なのです。

セラミドは1度失われると再生されるのに時間がかかる

さらにもう1つ知っておきたいのは、セラミドは1度失われると、再生されるのに数ヶ月かかるということ。

セラミドは肌がゆっくりと時間をかけてターンオーバーを繰り返すことで、少しづつつ作られていく物質です。

敏感肌のようにターンオーバーが異常に早い状態だと、なかなかセラミドは作られません。

皮脂であれば、洗い流しても15分もすればまた分泌されますが、セラミドはターンオーバーを待たなくてはならないため、最低でも1ヶ月、完全に再生されるには数ヶ月かかることもあるのです。

セラミドは補うだけでなく、今あるものを守るのも大切だと覚えましょう。

<セラミドが減少する原因>

  • クレンジングによる洗いすぎ
  • 慢性的な肌荒れ(炎症)
  • 寝不足
  • 加齢
  • 生まれつき作れない体質
  • 肌には数種類のセラミドが存在する

    セラミドはスフィンゴシンと脂肪酸が組み合わさったもので、スフィンゴシンや脂肪酸の種類により、性質が異なることが分かっています。

    スフィンゴシンは4種類、脂肪酸は3種類で12種類。
    さらに細かく分類すると数百種類にものぼると言われます。

    主なセラミドと働きをまとめてみました。

    セラミド1 水分保持&バリア機能を高める
    セラミド2 水分保持力が最も高い
    セラミド3 水分保持、シワを浅くする
    セラミド4 バリア機能を高める
    セラミド5 水分保持、シワを浅くする
    セラミド6 水分保持、シワを浅くする、ターンオーバーを整える
    セラミド7 皮膚常在菌バランスをコントロールする

    セラミドはサプリメントより化粧品で補うのが効果的!

    化粧品は肌の角質層まで浸透することができますが、セラミドは角質層にある成分なので、化粧品でダイレクトに補うのが効果的です!

    最近では、サプリメントの服用でも乾燥肌の改善に役立つというデータも出てきていますが、それでも化粧品で直接補う方が即効性があります。

    セラミド化粧品をメインに、サプリメントは補助的に用いるのがオススメです。

    化粧品に配合されるセラミドの種類

    おすすめヒト型セラミド

    酵母から合成される、人の肌に存在するセラミドとほぼ同じ構造のセラミド。

    化粧品に配合されるセラミドの中では最もスキンケア効果が高いとされ、全成分表示で「セラミド」と表示されます。

    敏感肌用ブランドでもヒト型セラミドが増えていて、POLAディセンシア、ノブ、KOSEカルテクリニティ、ファンケルFDRなどがあります。

    合成セラミド

    セラミドに似せて作った合成の成分です。
    ヒト型セラミドには劣るものの、保湿効果は優秀です。

    セラミド機能性成分、セラミド活性成分などとパッケージに記載されます。

    ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチドデシル)という成分は、ミノンやアクセーヌなど、様々なブランドに配合されています。

    また、花王のセラミド機能成分「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」も有名です。

    馬セラミド(天然セラミド)

    馬の脊髄から抽出されるセラミドの前駆体で、正確にはセラミドではありません。

    馬セラミド配合の敏感肌用化粧品ではアルージェが有名で、「ビオセラミド」「ウマスフィンゴ糖脂質」「セレブロシド」などと表示されます。

    植物性セラミド

    グルコシルセラミド、コンニャクセラミドなどがあります。
    こちらもセラミドの前駆体で、正確にはセラミドではない。

    他のセラミドが油性成分なのに対し、グルコシルセラミドは水溶性で、化粧水によく配合されます。

    塗るよりも、サプリメントとして摂ると良いというデータが出ています。

    全成分表示でのセラミド

    化粧品の全成分表示では、ヒト型セラミドは

  • セラミドEOP(またはセラミド1)
  • セラミドNS、セラミドNG(またはセラミド2)
  • セラミドNP(またはセラミド3)
  • セラミドAP(セラミド6Ⅱ)
  • と表示されます。

    また、医薬部外品になると、

  • セラミド1 → フィトスフィンゴシン
  • セラミド2 → セラミド2 または N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン
  • セラミド3 → N-ステアロイルフィトスフィンゴシン
  • セラミド6Ⅱ → ヒドロキシステアリルフィトスフィンゴシン
  • と表示されるので注意です。

    セラミドは化粧水より美容液やクリームで補うのが正解!

    セラミドは油性の成分で、美容液やクリームの方がたくさん配合できます。

    化粧水にも配合できなくはありませんが、少量しか配合できませんし、必ず界面活性剤も必要になります。

    水溶性の保湿成分は化粧水で、セラミドは美容液やクリームで補うのが賢い選び方です。

    セラミドだけでなく、保湿成分はバランスよく補うのが効果的です

    お肌では、セラミド以外のコレステロールや、細胞の中の天然保湿因子NMF(アミノ酸やPCA-Na)、皮脂膜など、様々な物質が協力しあって、お肌の潤いを守っています。

    セラミドだけが配合された「セラミド原液」のような美容液よりも、水溶性の保湿成分や、スクワランなど皮脂に近い油分がバランスよく配合された化粧品が、保湿効果が高くオススメです。

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